【倉木麻衣】Mai Kuraki Live Tour 2008 “touch Me!”初日レポ 2008.10.13秦野市文化会館

今回は徹底的にダンサブルで、その分バラードが少なくて物足りなかったですねえ。

昨日(10/13)、秦野市文化会館で行なわれた
Mai Kuraki Live Tour 2008 “touch Me!”のツアー初日に参戦しました。

今回も後ろから５列目（は列１０番台）の干され席で、
何でＦＣチケットなのに毎回後ろなんだとテンションが下がっていたのですが、
バンド一新でどんな音を聴かせてくれるのかなぁとか、
新曲を何曲披露してくれるかなぁとか、
どんな衣装でどんなパフォーマンスを見せてくれるかなぁとか、
何とか気持ちを高めようと務めながら、渋沢駅から会場に向って歩くこと１７分。

秦野市民会館に到着したのは、
開場時間の１７時ちょうどで、
すでに入場を待つ長蛇の列が出来ていました。

なお列に並んで１０分ほどで会場に入れましたが、
最初はロビー会場だったらしく、
自分が会場に入る直前にようやく客席まで開場となり、
この時点で約１０分の遅れ。

開演もこの遅れを引きずって、
１７：４１頃にスタートしました。

さて、セットリストはこんな感じでしたね。

01.touch Me!
02.夢が咲く春
03.Season of love
04.The ROSE ～melody in the sky～
05.明日へ架ける橋
06.Born to be Free(バックダンサーのダンスのみ)
07.One Life
08.I Like it Like that
09.Love,Day After Tomorrow
10.24 Xmas time
11.ダンシング
12.Everything's All Right
13.NEVER GONNA GIVE YOU UP
14.Growing of my heart
15.一秒ごとに Love for you
16.ﾍﾞｽﾄ ｵﾌﾞ ﾋｰﾛｰ
17.BE WITH U

アンコール
18.chance for you
19.always
20.touch Me!

公演時間：約２時間

バックバンドは４人（ギター、ベース、ドラムス、キーボード）、
バックダンサーも４人で、
いきなりツアータイトルにもなっている新曲から始まって、
まずはダンサブルにスタートしました。

また、３曲目にはライブ向きとは言い難い曲にあえて挑戦し、
４～５曲目は麻衣ちゃんの呼びかけで着席鑑賞となり、
しかも５曲目は麻衣ちゃんの弾き語りと
（２回もやり直しになったのは、初日ならではのご愛嬌かな？）
ここまでは意識的に構成を大きく変えてきて、
ツアーに懸ける意気込みがヒシヒシと伝わってきましたね。

ただ、
６曲目にダンサーのみのパフォーマンスを挟んでからは、
ダンサブルな曲のオンパレード。

バラードは４曲目と５曲目の２曲のみで、
ライブ定番曲のchance for you♪とalways♪を除けば、
１本調子でちょっと食傷気味でしたね。

倉木麻衣ちゃんの魅力は、
Love,Day After Tomorrow♪に代表される
ちょっとオリエントな匂いを感じさせるグルーブ感と、
Stay by my side♪に代表される透明感溢れるバラードの
バランスだと思っているので、
ダンサブルな曲ばかりでは、魅力が伝えきれないと思いました。

確かに、
ノリのいい曲の方がライブでは盛り上がると思いますが、
聴かせる曲ももっと取り入れないと、
麻衣ちゃんの歌声を堪能したいというファンは逃げていってしまうかも。

今回はサイリウムを持つ人が増えていたり、
間奏の手拍子でオイオイと叫ぶ人が多くなったり、
やたらジャンプする人が目立ったりと、
何だかハロー！のコンサートに酷似してきて、
かなり危険な兆候を感じました。

倉木麻衣ちゃんには、
ハロー！には無い魅力を求めて足を運んでいるのにと、
残念な気持ちになりましたね。

う～ん、
今回のツアーは自分的には満足できなかったし、
こういうライブが続くようであれば、ＦＣ継続も考え直さなくてはいけないかも。

麻衣ちゃんがバランス感覚を取り戻して、
来年に向けて軌道修正してくれることを願いたいですね・・・。