傑作アルバム「セカンド モーニング」には及びませんが、
9曲目までなら、名盤「4th いきまっしょい」に匹敵する出来。
これが娘。の曲?とビックリするほどファンキーな「HOW DO YOU LIKE JAPAN?~」で始まり、
娘。のアルバムは、
「No.5」、「愛の第六感」と保守的な作品が続いていましたが、
特に良かったのは、
過去の栄光を脱ぎ捨てて、ようやく攻めの姿勢に入った感じですね。
「青空~」は、
こういう平和的なメッセージをストレートに歌えるのは、娘。ならではですね。
また「パープルウインド」は、
これまた、娘。じゃないと出来ない作品だと思います。
さらに、3組に分かれたナンバーもそれぞれ個性的。
「INDIGO BLUE LOVE」は、
意外と曲自体のインパクトはありませんでしたが、
この1曲でアイドル的な部分を満足させ、
また「無色透明なままで」は評判がいいようですが、
他の曲をよりアーティスティックな方向で勝負したということなのでしょうね。
なお、「さよなら~」から「女子かしまし物語3」までのラスト3曲については、付け足しの感じ。
「女子~」で、つぶやきシローを起用したのは面白い試みだと思いますが、
「さよなら~」はベタ過ぎるし、「直感2」は飽きがきています。
特に「さよなら~」は、
曲の特性上、
コンサートの後半に持ってくることになると思いますが、
ということで、
アンコールの最後だけは勘弁して欲しいです。
(せめて、アンコール前の本編ラストぐらいにとどめて欲しい)
4月の神奈川県民までは待てそうもありません。
う~ん、
久々にチケット争奪戦に参戦するかも知れませんね。