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モーニング娘。「レインボー7」レビュー

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今回のアルバムは、挑戦的な意欲作ですねえ。


傑作アルバム「セカンド モーニング」には及びませんが、

9曲目までなら、名盤「4th いきまっしょい」に匹敵する出来。

これが娘。の曲?とビックリするほどファンキーな「HOW DO YOU LIKE JAPAN?~」で始まり、

シングル曲をバランス良く配置しながら、チャレンジ精神溢れる新曲が並んでいて、

久々の会心だと思います。

娘。のアルバムは、

「No.5」、「愛の第六感」と保守的な作品が続いていましたが、

過去の栄光を脱ぎ捨てて、ようやく攻めの姿勢に入った感じですね。


特に良かったのは、

青空がいつまでも続くような未来であれ!と、「パープルウインド」

「青空~」は、

大所帯を活かしたユニゾンのヴォーカルが圧倒的で、

娘。特有のポジティブパワーが見事に結実した作品になっていると思います。

こういう平和的なメッセージをストレートに歌えるのは、娘。ならではですね。


また「パープルウインド」は、

十人十色のヴォーカルを華やかに散りばめたナンバーで、

モーニング娘。はソロが10人集まっているといわれていますが、

その特徴が曲に存分に活かされている感じ。

これまた、娘。じゃないと出来ない作品だと思います。


さらに、3組に分かれたナンバーもそれぞれ個性的。

INDIGO BLUE LOVE」は、

れいなとえりりんの声質がやや被る部分もありますが、

ガキさんがいいアクセントになっていて3曲の中では頭ひとつ抜け出ている感じ。

なお、

サビの部分で一番合っているのはれいなで、ソロでも聴いてみたいと思いました。


一方、レインボーピンク」はアイドルテイスト満載

意外と曲自体のインパクトはありませんでしたが、

この1曲でアイドル的な部分を満足させ、

他の曲をよりアーティスティックな方向で勝負したということなのでしょうね。


また「無色透明なままで」は評判がいいようですが、

自分的にはイマイチの感じ。

今までも同じような曲があったし、インパクトがやや弱いと思いました。


なお、「さよなら~」から「女子かしまし物語3」までのラスト3曲については、付け足しの感じ。

「女子~」で、つぶやきシローを起用したのは面白い試みだと思いますが、

「さよなら~」はベタ過ぎるし、「直感2」は飽きがきています。

特に「さよなら~」は、

T&Cボンバーの「HEY! 真夏の蜃気楼」を彷彿とさせる

オリエンタル風(というよりもインド風)のナンバーですが、

楽しいけれど、ちょっと底が浅い感じ。

曲の特性上、

コンサートの後半に持ってくることになると思いますが、

アンコールの最後だけは勘弁して欲しいです。

(せめて、アンコール前の本編ラストぐらいにとどめて欲しい)


ということで、

今回のアルバムは聴きどころ満載で、娘。の春コンが本当に楽しみになってきました。

残念ながら、地元の座間公演はチケットが取れそうもないですが、(高過ぎるよ!)

4月の神奈川県民までは待てそうもありません。

う~ん、

久々にチケット争奪戦に参戦するかも知れませんね。