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【安倍なつみ】なっち主演舞台「安倍内閣」レポ2010.12.25マチネ

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笑って泣いて楽しんで、初日よりさらに進化した『安倍内閣』は、
なっちからの最高のクリスマスプレゼントでしたねえ。


昨日(12/25)、本多劇場で上演された
なっちの主演舞台『安倍内閣』のマチネ公演に参戦しました。

昨日は2度目の参戦でしたが、
芝居の流れはよりスムーズになって洗練され、
笑いの部分はよりダイナミックにマニアックになっていて、
初日よりもさらに進化していましたね。


それでは、
主要キャスト別にレポしてみたいと思います。

安倍なつみ(as 安倍ナツミ)

なっちはセリフの間合いに磨きがかかって、
初日よりも落ち着いて演技していましたね。

共演者との息もピッタリと合っていて、
笑いの部分はよりコミカルに、
感動的なシーンではより細やかに情感が込められてて、
メリハリの効いた演技で作品全体を引っ張っていました。


なっちの魅力が作品全体に溢れていて、
なっちの熱い気持ちが作品全体をハートフルに染め上げていて、
なっちの代表作になったと思った初日の思いが確信に変わりました。

やや噛んでしまう場面が多くなって、
座長としての疲れも垣間見えましたが、
最後まで進化し続けることで、最高の千秋楽を迎えてほしいですね。


風間トオル(as 安倍裕次郎

誠実で心優しいキャラはそのままでしたが、
やや精彩を欠いていて、どこか調子が悪かったのかも知れません。

風間さんの思いが作品全体を貫いていてこそ、
政治劇という堅苦しさに一陣の爽やかな風を吹かせることが出来るので、
頑張ってほしいですね。


保田圭(as 本橋美幸)

圭ちゃんはヒール役に徹していましたね。

思いっきりのいい芝居は、
舞台経験を積み重ねてきた賜物で、
作品にいいアクセントを付けていました。

さらに弾けることで、千秋楽まで突っ走ってほしいですね。


久住小春(as 安倍千夏)

春ちゃんは、やや元気がありませんでした。

なっちに反発するエネルギーや、
最後に見せる表情の変化など、
もっともっと大胆に演じて、
なっちにぶつかっていってもいいと思います。

春ちゃん本来のミラクルパワーが、
千秋楽に向けてエンジン全開になることを期待しています。


●井田國彦(as 鯉沼俊也)

初日の芝居から一番変わっていたのは、
井田さんではなかったでしょうか。

恋レボ♪の振付を随所に取り入れていて、
なっちファン、娘。ファンのマニアックな心をくすぐっていました。

客席の期待を鋭くキャッチして、
それをすぐに芝居に活かすところはさすがでしたね。


ということで、
初日よりも流れがスムーズになり、
メリハリも効いていて作品全体がより進化していました。

千秋楽に向けてさらに磨きをかけて、
全員で歓喜のテープを切ってほしいですね・・・。
 
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