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【安倍なつみ】なっちの主演舞台「安倍内閣」初日レポ2010.12.22

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カーテンコールは割れんばかりの拍手とスタンディングオベーションで、
なっちの代表作が誕生する瞬間に立ち合えて幸せでしたねえ。


昨日(12/22)、本多劇場で上演された
なっちの主演舞台『安倍内閣』の初日に参戦しました。

今回は、今年最初の最前列(もちろん自力です)。


めっちゃ気合を入れて参戦しましたが、
なっちの気合はそれ以上で、
泣いて笑って怒って喜んで、
喜怒哀楽を表現力豊かに演じ切っていて見事でした!!!

上演時間は1時間40分弱と短めでしたが、
愛すべき小品に仕上がっていて、
女優・安倍なつみの魅力がギッシリと凝縮されていましたね。


それでは、主な出演者別にレポしてみたいと思います。

安倍なつみ(as 安倍ナツミ)
ゴーストとなって現れた夫の思いを実現するために、
総理大臣を目指して奮闘したなっち。

今回は最前列でなっちの演技をガン見していましたが、
表情豊かに演じていて、なっちの思いがストレートに胸に響いてきましたね。


ゴーストになって表れた夫に対しては、
学生時代の恋愛にやきもちを妬いたり、
前妻を完全に断ち切れないことに喚き叫んで腹を立てたりと、
感情を露わにしながらも、
夫の志を受け継ごうと頑張る姿に愛する気持ちが溢れていました。

また、
前妻が残していった小春ちゃん演じる娘に対しては、
なかなか心を開いてくれないことに戸惑いながらも、
何とか家族として一緒に暮らしていこうと必死になり、
ついにはビンタするシーンが胸に突き刺さりました。


なお圧巻だったのは、
政調会長の応援を獲得するために、
政治家としての理念を語り出すシーンと、
党の代表戦で2度目の討論会が終わった後に、
心情を吐露するシーン。

最初は夫の思いを継いで総理大臣を目指していたので、
政治家としての言葉はゴーストの夫の受け売りでしたが、
いつしか自分の思いを自分の言葉で語り出して、
なっちの抑制を効かせた語り口に心を打たれましたね。


最近のなっちは、
トゥーランドット』、『三文オペラ』、
『リトルショップ・オブ・ホラーズ』と、
普段のキャラとはかけ離れた役柄を演じていましたが、
今回はいつものなっちに近くて、
役柄となっち自身が重なる部分が多かったと思います。

なっち本来のキャラが作品に反映されるため、
その分、なっちの魅力が作品の成否に大きく影響したと思いますが、
表現力豊かに演じ切っていて見事でしたね。

豊富な舞台経験を糧にして、
女優・安倍なつみとしてさらに進化を続けていることを実感しました。


風間トオル(as 安倍裕次郎

まっすぐで誠実で、
心優しくてちょっぴり女性に弱い役を演じた風間さん。

作品全体に清々しい風を感じたのは、
風間さんの思いが作品全体を貫いていたからだと思いました。


妻・安倍ナツミへの思い、
娘への思い、
そして総理大臣への思いを、
時に熱く、時にコミカルに飄々と演じていて、
まさにハマリ役の好演でしたね。


保田圭(as 本橋美幸)

圭ちゃんは損な役回りでしたが、
ヒール役を誇りを持って演じていましたね。

単なる夢物語ではなく、
作品にリアル感を与えたのは、
圭ちゃんの力演による部分が大きかったと思いました。


今年は舞台への出演が続いていた圭ちゃんですが、
安定感のある演技力で引っ張りだこになるのもよく分かりましたね。


久住小春(as 安倍千夏)

本格的な芝居は初めてとは思えないほど、
堂々としていた小春ちゃん

なっちとのバトルはまさにガチンコ勝負で、
間近で小春ちゃんの目の演技を見ることが出来ましたが、
まさに火花が散ってましたね。


安倍内閣』の出演をきっかけにして、
今後は舞台のオファーが増えるかも知れません。


●井田國彦(as 鯉沼俊也)

風間トオルさん演じた裕次郎と幼なじみで、
常にオーバーアクションだけど、
なっちにとことん協力してくれた鯉沼議員を演じた井田さん。

本当にイイ人の役で、
コミカルな演技も抜群で、
最高のスパイス役になっていましたね。


井田さんの明るさが、
作品全体に躍動感を感じさせてくれました。



なお、
カーテンコールでは、
なっちは泣きながら登場しましたが、
その顔は初日を無事にやり切った充実感に溢れていましたね。

そして、
客席は割れんばかりの拍手とスタンディングオベーションで、
なっちの頑張りと作品の成功を讃えていました。

まさに、
なっちの代表作が誕生した瞬間だったのではないでしょうか。

その場に立ち合えたことが、
めっちゃ嬉しくて、そして最高に幸せでした・・・。