【真野恵里菜】東京少女第３話「甘い罠にご用心」レビュー

シリアスからコメディまで難なくこなして、まのえりは本物の天才かも知れませんねえ。

一昨日(2/21)、

BS-iでまのえりの東京少女第３話「甘い罠にご用心」が放送されました。

今回は、

憧れの先輩に渡したチョコが、

友だちが作った激辛チョコだと分かり、

必死に取り戻そうとするドタバタコメディ。

第１話がＳＦ、第２話がシリアス路線、

そして今回がコメディと振り幅の大きいシリーズですが、

まのえりは難なくこなして大器の片鱗を見せてくれましたね。

遠藤先輩にチョコを渡すいじらしさを見せたかと思えば、

友だちから激辛チョコと入れ替わっていたと聞かされて慌てまくり、

まずは自分のチョコを取り戻そうとふくれっ面で友だちを引っ張り回したりと、

次々と変化するまのえりの表情を堪能できました。

さらには、

遠藤先輩に渡したチョコを、

自分が作った本物のチョコとすり替えようと作戦を練るところでは、

頬を真っ赤にメイクし、

遠藤先輩と漫才を演じるシーンが何度も挿入されて、

コメディエンヌとしての才能をいかんなく発揮してくれましたね。

オーバーリアクションなまのえりに、大笑いしてしまいました。

そして、

ドキドキのすり替えシーンでは、

絶体絶命のシチュエーションで遠藤先輩の本性を知ってしまい、

啖呵を切るクライマックスに突入し、凛々しい魅力が全開でしたね。

まのえりが怒った顔は初めて見ましたが、

役に入り込んでいて、素晴らしかったです'。

なお最後は、

自暴自棄で泣きわめいた後に、

思わぬどんでん返しが用意されていて、

まのえりの笑顔と共に、スカッとするシーンで締めくくられていましたね。

う～ん、

単なるドタバタコメディかと思っていましたが、

まのえりの好演もあって、カタルシスを感じさせてくれる佳作でした。

泣いたり笑ったり怒ったりと、

振り幅の大きい役柄を、

自然な演技で演じ切ったまのえりは、

女優としても大いなる可能性を秘めているのかも知れませんね・・・。