【モーニング娘。】コンサートツアー2008春 ～シングル大全集!!～ レポ2008.5.3夜

思いっきり汗かいて、思いっきり声を出して、やっぱり娘。のコンサートは最高ですねえ。

昨日(5/3)、
中野サンプラザで行なわれた娘。コンの夜公演に参戦しました。

今回の娘。ツアーに参戦するのは、
3/23松戸昼コンに続いて２回目でしたが、
前回よりも完成度が上がっていて、より楽しめる内容になっていましたね。

特に、
愛ちゃん、ガキさん、えりりんの３人が、
娘。全体を支えていて、
安定感が増していたのが大きかったのではなかいと感じました。

それでは、
メンバー別にレポしてみたいと思います。

高橋愛

愛ちゃんは、ダンスに艶がありましたね。

松戸で見たときは、
ダンスに精彩を欠いていたと思っていたのですが、
キレよりも表現力を重視していて、
細やかで繊細な動きに惹きつけられました。

また、
歌は必要以上にシャウトしている感じでしたが、
凄みのある歌声で娘。に喝を入れながら引っ張っていたんですね。

歌とダンスで、
娘。という重い舵を取る姿を見て、
リーダーとしてひと回りもふた回りも成長したことを実感しました。

新垣里沙

ガキさんの動きを見ていて、
フォーメーションで移動しながら、
ギリギリまで客席から目を離さないことに気付きました。

観客に目一杯楽しませようというサービス精神の表れで、
凄みのある視線に、
かつての圭ちゃんを思い出してしまいましたね。

また歌では、
安定感があって、ソロパートも安心して任せられる感じ。

特に、
前半部分をソロで歌った「真夏の光線」は圧巻で、
ツボを押さえた歌唱法は、
娘。が昔から大好きなガキさんだからこそできたのでしょうね。

もう、
シングル３６曲を全てガキさんソロで聴いてみたいぐらい、
娘。ファンには堪らない出来栄えでした。

亀井絵里

えりりんは、スケールの大きなダンスを披露してくれましたね。

手も足もダイナミックに伸びていて、
キレもあってしなやかで、
えりりんだけスポットライトが当たっている感じでした。

また歌では、
ソロパートが増えていて、
センターに位置することが多かったのですが、
挑むような表情でパワフルに歌いきっていましたね。

特に、
「シャボン玉」の間奏部分のセリフでは、
気持ちが入りすぎていて、恐いぐらいの迫力でした。

個人的には、
笑顔で歌うえりりんが好きなのですが、
今回はパワーで押し切っていましたね。

道重さゆみ

さゆみんは、
搾り出すように懸命に歌っていましたが、
そこが可愛かったですね。

歌唱力的にはまだまだかも知れませんが、
ハラハラドキドキさせられて、
そこが魅力的に感じられるのは、さゆみんの強みかも。

また、
さゆみん、えりりん、れいにゃの３人トークでは、
さゆみんのボケとツッコミが一番笑いを取ってましたね。

メンバーを相手にした時のトークでは、
さゆみんが一番上手いかも知れませんね。

田中れいな

れいにゃは、
「モーニングコーヒー」で音程が取れなくて、
かわいそうでしたね。

どうも、
れいにゃの使っていたマイクの立ち上がりが悪かったようで、
他の曲でも何度かトラブっていましたが、
音が取れずに迷走してしまいました。

あんなに不安定なれいにゃを見るのは、初めてでしたね。

でも、
そんな状況の中でも、「シャボン玉」は凄かったです。

大好きな曲だけあって、
ハードにハートフルに歌っていて、
マイクの不調を感じさせない仕上がりでしたね。

久住小春

小春ちゃんは、
今回のツアーではあまり目立たないのですが、
ダンスには気持ちが入っていたし、
ソロパートも落ち着いて歌えるようになって、
前回よりもかなり進化していましたね。

小春ちゃんの頑張りが伝わってきて、応援したくなっちゃいました。

光井愛佳

みっつぃーは手術後の体調が心配だったのですが、
歌もダンスも全力投球で感心してしまいました。

しかも、
終始笑顔でパフォーマンスしていて、
みっつぃーは本当に根性がありますね。

なお、
「大阪　恋の歌」では、
出だしのセリフをみっつぃーが担当しているのですが、
セリフの後で、客席から「ゴメンね」と大きな声が掛かりました。

もう曲の間は笑いが押さえ切れなくて、
あれは反則ですよね。

ジュンジュン

加入当初は、
ダンスで突っ立っている状態が多くて、
逆に目立ってしまっていたジュンジュンですが、
今回はこなれてきていて、
周りと遜色ないレベルまで上がっていましたね。

ツアーの途中では体調不良もあったりして、
本人は相当辛かったと思いますが、
そんなことは一切感じさせないパフォーマンスで、
ジュンジュンの頑張りが伝わってきました。

ジュンジュンも、完全に娘。の一員になりましたね。

リンリン

いつも笑顔笑顔のリンリンですが、
そんな陽性キャラが活かされていたのが、
「モーニング娘。のひょっこりひょうたん島」でした。

この曲では、
小春ちゃんと終始競り合うほどの魅力を発揮していて、
リンリンの方向性が見えてきた感じ。

きらレボ系で小春ちゃんとユニットを組めば、
リンリンの明るいキャラが爆発するのではないでしょうか。

ということで、
今回は個々のパフォーマンスがアップしていて、
前回の松戸コンよりも楽しさが倍増していましたね。

ツアーを通して、
愛ちゃん率いる９人のモーニング娘。は、
完成形に近づいているのかも知れませんね・・・。