携帯電話は優先席以外もＮＧ？

東北大理学研究科の実験で、
電車やエレベーターのような金属で囲まれた空間は、
携帯電話などの発する電磁波が反射するので、
発信源から離れても、電磁波が弱まらない場合があることが
分かったようです。

心臓のペースメーカーに影響を与えない距離は２２ｃｍ以上との指針が
総務省から出ているようですが、
電車やエレベーター等はあらたな指針が出るかも知れませんね。
（優先席の付近以外も、携帯電話の電源を切らなきゃいけないとか・・・）

もっとも、電車のような窓が広くとられている場所では、
電磁波の反射も変化するとの実験報告もあるようで、
今後の動向が注目されます。

しかし、
携帯電話の心臓のペースメーカーに与えると影響については、
以前から度々議論されていますが、
これって携帯電話が普及する前に対策できなかったのでしょうか？

携帯電話の技術者からは、
周波数帯域を決める時点で議論されなかったことが問題だったと聞いたことがありますが、
真偽の程はどうなんでしょうね？（私もエンジニアの端くれですが、専門外なので分かりません）

デパートや大型ショッピングセンターでは、
携帯の電波が届かないようにしているところもありますが、
電車やエレベーターには応用できないんですかね？
発信源の問題なので、携帯の電源自体を切らないと意味が無いようにも感じますが、
最初から使えないと分かっていれば、携帯を使う人も減るのではないかと思います。

心臓のペースメーカーを使用している人には深刻な問題でしょうし、
これを機にしっかりと取り決めてほしいと思っています。
（マナーの問題だけでは、片付かないかも・・・）