なっちのたからものレビュー

待ちに待った11/1。

なっちの新作ドラマ「たからもの」を早速観ました！

なっちは心に深い傷を負った女性の役で、

ほとんどセリフはなかったのですが、

ひとつひとつの表情、仕草から、心の痛みが伝わってきました。

また、

なっち演じる千の心の動きは、

なっち自身によるナレーションで語られるのですが、

抑えた口調で千の心情を繊細に表現し、

観ているこちらが思いっきり感情移入してしまいました。

このため、

決して泣かないと決めた千から涙がこぼれたとき、

自分も涙が止まらなくなりました。

約34分間のショートドラマでしたが、

心のど真ん中にストレートに伝わってくる、味わい深い作品だったと思います。

なお、

千の少女時代を演じた村上愛は、

泣いたり笑ったりの起伏の多い役でしたが、

自然な演技で、女優としての資質の高さを感じました。

また、

エンディングで千（なっち）が歌う「たからのもの」は、

哀しさ、切なさ、そして優しさが十二分に表現されていて、出色の出来。

早くコンサートで生で聴いてみたい！ と思わせる完成度の高さでした。