松浦は見せるアイドルから、聴かせるアーティストに着実に変身していた。
7/24はおそらくDVD撮影のために「ね～え？」から「草原の人」にセットリストを変更したと思うけど、心に染み込むような感動を覚え、リリース当初に聴いた時より、格段に進歩していた。
普通はノリのいい曲でアピールしたくなるけど、あえてバラードで勝負するところに、松浦の自信と目指す位置が垣間見えたような気がした。
一方、ごっちんは圧倒的なパフォーマンスで、この日一番輝いていた。
「スッピンと涙。」は、身体の芯から揺さぶられるようにストレートに心に届き、バラードの表現力に磨きがかかっていた。
正直なところ、冬のハロコンで披露した「渡良瀬橋」では、バラードは松浦に軍配が上がるなあと感じてたけど、今回は互角の勝負をしていた。
また「抱いてよ！PLEASE GO ON 」では、春コンが無かったうさを晴らすように観客をあおりまくり、コンサートの中で最も盛り上がっていた。
バラードからノリのいい曲まで完璧にこなし、アーティストとしての幅の広さを感じさせるとともに、ハロプロ最高のパフォーマーであることを再認識した。
ハロプロ三強の両翼を担う松浦とごっちんは、なっちのライバルだからという理由でスルーしてたけど、今日の二人を見ていると、ソロコンも体験してみたいと思ってしまった。
決してDDでは無いんだけど、最近、自分の気持ちがちょっと怖い。
