昨日のブラジル戦は、惜しい内容だった。
粘りのバレーができてたし、課題のレフト攻撃もよく決まっていた。
特に高橋選手は、テクニックを最大限に駆使して何度も流れを変えるキッカケを作った。本大会はフェイントが多くて正直イライラしてたんだけど、昨日は思い切りが良く、素晴らしかった。
また吉沢選手は、難しい球も躊躇なくスパイクし、何度もブラジルの壁を打ち抜いていた。
ただ、ミスの多さとセンターの不振が誤算だった。
大友、竹下両選手はサーブミスが多く、日本に来ていた流れを寸断してしまっていた。
特に大友選手は、前回の雪辱を期すはずだったのに、カタくなり過ぎて何度もオーバーしていた。試合後のインタビューでは前向きな発言で少し安心したけど、精神的な強さをもっと磨いて欲しい。
またセンターの不振は、今まで全日本の得点源であっただけに深刻でかなり心配。
特に杉山選手は、試合のたびに調子が悪くなっており、持ち味のスピード、切れが無く、相当疲労がたまっている様子。昨日の試合ではバランスを崩して転倒する場面が何度かあり、足腰に故障を抱えているのかも。恐らく、ようやく取り戻したレギュラーの座を死守しようと頑張っているのだろうが、将来のある選手なだけに、無理をしないで欲しい。
いよいよ残り2試合で、今回のチームにとっては総決算。
自分たちのバレーを信じて、頑張って欲しい。
