昨日の中国戦、日本は善戦したと思う。
中国にとっては消化試合であった点を割り引いても、あと一歩のところまで追い詰めており、日本のバレーの目指す方向性が間違っていないことを確認できたと思う。
あとは今回のレギュラーメンバーを中心に、若干のメンバー変更を行って、日本バレーの完成度を高めていって欲しい。
特に補強したいポイントは、やはりレフト。
今まで再三指摘してきたが、ピンチの時にオープン攻撃で決められる選手が欲しい。
個人的には大山選手の復帰を希望するが、今後の国際試合で有望な選手を何人か試しても良いのかも。
また今大会の収穫は、宝来選手と菅山選手。
宝来選手は、日本待望のブロッカーとして大活躍し、日本にとってあらたな武器が加わった感じ。
一方、菅山選手はレシーブだけではなく、スパイク、レシーブでも大活躍した。特に中国戦でのスパイクは、キレだけではなく、スピードも一級品で、中国のブロックもついていけない場面が何度かあった。スーパーサブとして、貴重な戦力となることを証明できた。
なおMVPは高橋選手。
厳しいマークにあいながらも、本大会の得点王になったのは立派。
心から拍手を送りたい。
さらに、今後いっそうの飛躍を期待しているのは大友選手。
中国戦でも、サーブ恐怖症は払拭できなかったけど、スパイクは本来の力が少し戻ってきた。
今回の悔しさをバネにして、世界的なアタッカーに、そして日本のエースに成長して欲しい。
そして最後に、今回は日本選手の活躍でワールドグランプリを大いに楽しませてもらった。
選手および監督を含めたスタッフ全員に敬意を表したい。
約1ヶ月に渡る戦い、本当にお疲れ様でした。
これからも、日本のさらなる成長を願って応援していきたいと思います。
がんばれニッポン！
