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【安倍なつみ】舞台『Paco~パコと魔法の絵~from「ガマ王子vsザリガニ魔人」』レポ2014.2.8マチネ

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大いに笑って、大いに泣いて、心が温まって、
大雪に負けずに参戦した甲斐がありましたねえ。


昨日(2/8)、日比谷シアタークリエで上演された
舞台『Paco~パコと魔法の絵本
from「ガマ王子vsザリガニ魔人」』の
マチネ公演に参戦しました。

昨日の東京は、
20年に一度の大雪。

出発ギリギリまで
劇場のHPで中止でないことを確認し、
交通情報を途中で何度も確認しながらの
参戦でした。

実は、行きの劇場までは
驚くほどスムーズに移動できて、
開演の2時間前に着いてしまったのですが(笑)、
帰りは猛吹雪で電車が遅れ、
家に帰って来た時は雪だるま状態でしたね(笑)。


でも、
頑張って参戦して良かったです。

大いに笑って、大いに泣いて、
心が温まって大いに元気を貰いましたから。


それでは、
主要キャストに絞ってレポしてみたいと思います。
 
安倍なつみ(看護師・光岡役)

確かに言葉遣いは荒かったけど、
パコちゃんのために
みんなをひとつにまとめようとする
熱い気持ちが印象的でしたね。

言葉遣いは悪くて、
誰に対してもタメ口だけど、
でも実は愛情が溢れていて、
だんだんと言葉に温かみが感じられてきて
不思議でした。


なっち自身、
光岡がここに至るまでの背景を考えて、
人間くさく演じたいと語っていましたが、
言葉通りの熱演でしたね。

そして、
どんなに言葉が汚くても、
ピュアで真面目なキャラが際立つのは
なっちならではの持ち味なんだと
あらためて気付かされました。

仕草のひとつひとつが、
常に全力投球で、
どこか垢抜けないけど、
舞台に賭ける思いは誰よりも熱くて
真摯に役に向き合うからこそ、
魂が込められるんだと思いましたね。


●西岡徳間(偏屈頑固親父・大貫役)

前半の偏屈で頑固な部分より、
後半のパコちゃんに心を開いていく部分に
心惹かれましたね。

西岡さん自身の心優しさが、
舞台全体に浸透していく過程が心地良かったです。


まぁ、予習として観た映画版(大貫役は役所広司さん)よりも
パワーや傲慢さはやや弱かったですが、
パコちゃんと心を通わせるシーンでは、
年齢的な厚みもあって、哀愁度が増していましたね。

ラストシーンもリアルに演じた分、
心の痛みがより鮮明に伝わってきたと思いました。


谷花音(少女・パコ)

実は一番心配だったのはノンちゃんでしたが、
ピュアにナチュラルに演じていてさすがでした。

普段の芸達者な部分が出てしまうと、
逆に作品から浮いてしまうと思っていましたが、
芝居がかったセリフ回しや動きは一切無く、
純真無垢な少女を自然体で演じていましたね。


この作品の生命線であるパコちゃんを
健気に演じていて完璧でした。

まさに
ブラボー!!!な役作りでしたね。


松下優也(自殺未遂者・室町役)

自暴自棄な前半は平凡でしたが、
後半のザリガニ魔人は最高でした!!!

オネエ全開の吹っ切れた演技に
客席も一番湧いてましたね。


ただ、
なっち演じる光岡との絡みのシーンは、
映画でも同じように感じたけど、
何だか唐突でした。

変化の振り幅が見せ場なのでしょうが、
もう少し役を掘り下げてほしかったし、
作品の中での弱点になっていると感じました。


吉田栄作(変人医師・浅野)

吉田栄作さんは、
爽やかでカッコ良すぎました。

行動は異常なのに、
何をやっても2枚目で、
吉田栄作さんのキャラそのままでしたね。


先に映画を観ていたせいか、
変人だけど芯の通っているイメージがあったので、
ちょっと違和感がありました。

個人的には、
映画で演じた上川隆也さんの方が
変わり者のキャラを活かせていて
好みでしたね。


山内圭哉(ヤクザ・龍門寺役)

舞台3本と映画に渡って、
龍門寺役を演じ続けてきた山内圭哉さん。

まさにハマリ役で、
セリフのひと言ひと言に
客席の笑いを誘っていてさすがでしたね。


見た目は恐いけど、
実は心優しい龍門寺。

大貫と対をなすような役柄で、
作品の肝になっていることが良く分かりましたね。


ということで、
個性派揃いの共演に、
大いに笑って、大いに泣いて、
心温まる作品に仕上がっていました。

まだ2日目ということで、
特に前半は笑いを取れずに
空回りする部分もありましたが、
回を重ねることで
こなれて改善されていくのではないでしょうか。


そういう意味では、
まだまだ面白くなる部分が多々あって、
来月までの長丁場で大変だと思いますが、
カンパニーのさらなる頑張りに期待したいですね・・・。
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