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【真野恵里菜】キバコの会 第五回公演「KAKOCHI-YA」レポ2014.9.20ソワレ

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ストーリー的な面白さは前作に劣るけど、
まのちゃんの可愛さと恐さは堪能出来て、
終始大笑いで楽しい舞台でしたねえ。


昨日(9/20)、赤坂レッドシアターで上演された
舞台「キバコの会 第五回公演『KAKOCHI-YA』」の
ソワレに参戦しました。

キバコの会は、
まのちゃんが出演した第二回公演から
連続して参戦していて、
今回が第4作目。(3作目と4作目は同じ作品)。


芸達者な役者さんたちと、
機関銃のように発せられる
小ネタ&マニアックなキーワード、
そして親父ギャグ満載の展開に
いつも大笑いさせて貰っていて
今回も大いに楽しみにしていました。


また、まのちゃんも、
そんな作品の世界観の中で、
大いにのびのびと演技を磨いていて、
回を重ねるごとに成長し、
キバコの会になくてはならない存在になっていくのが、
頼もしく、そしてファンとして嬉しかったです。


なお今回は、
キバコの会としては初のホラー。

でもまぁそこはキバコの会なので、
ストーリー的にはいつものドタバタ喜劇でしたが、
むしろ恐かったのは、
まのちゃん、矢吹春奈さん、三浦理恵子さんの
女優陣だったかも。


ホラー演出も交えた女の恐さが満載で、
まのちゃんも可愛さよりも、
恐さの方が印象に残りましたね。


また今回は、
前作に見られた感動的な部分は弱くて、
最後までドタバタしていて、
ストーリー的には弱かったかも。


出演者が多過ぎて、
まとまりを欠いていた感じで、
主要な役に絞った方がすっきりして
面白さを掘り下げられたのではないかと思いました。


それでは、
主要キャストに絞ってレポしてみたいと思います。


真野恵里菜(岬淳子役)

まのちゃんは前作に続いて、
野添さんの娘役。

可愛いけど暴力的なまのちゃんと、
虚勢を張っているけど根は優しい野添さんの親子は、
キバコの会にはなくてはならない
名(迷?)コンビになってますね。



また、まのちゃんは
可愛さと恐さに上手くメリハリをつけていて、
全力投球型から
緩急をつけた演技に脱皮した感じ。


野添さんのセリフ忘れにも、
瞬時にアドリブでフォローしていて、
女優さんとして成長している姿も見せてくれました。


これからも、
キバコの会の看板女優として、
毎回レギュラーとして出演し続けてほしいですね。



半海一晃(天宮龍介役)

小さな体をエネルギッシュに動かして
キバコの会を引っ張ってきた印象がありましたが、
今回はちょっとおとなし目でした。


昨日が初の1日2回公演で、
マチネでエネルギーを使い過ぎたのかも知れませんが、
いつものパワーで舞台に風を起こしてほしかった感じ。


年齢を重ねた分、
渋さと哀愁は増していましたが、
まだまだ枯れてほしくないと思います。

次は9/23(祝)のマチネに参戦するので、
リベンジする姿を見せてほしいですね。


●野添義弘(岬朝夫役)

もう出てくるだけで可笑しくて、
キバコの会のムードメーカー的な
存在の野添さん。


今回もパワフルに笑いを誘い、
そして時にはペーソスも滲ませてホロッとさせ、
さすがの大活躍でした。

次回の参戦(9/23)でも、
大い笑わしてくれることを期待したいですね・・・。


●多田木亮佑(大塚欣也役)

多田木さんも
ちょっとお疲れ気味だったのかも。

オトナの名コンビだった街田しおんさんから、
キュートな三浦理恵子さんとのコンビに変わって、
まだリズムが掴めていないのかも知れませんが、
もっともっと伊達男ぶりを発揮できるはず。


次回の参戦では、
中年男のダンディズムを見せてほしいですね。


矢吹春奈(深見昌子役)

キバコの会は初参加でしたが、
背の高さを活かした半海さんとの凸凹コンビと、
恐過ぎる顔が印象的だった矢吹さん。


可憐な美しさで勝負すると思っていたので、
意外な弾けっぷりに拍手を送りたいです。

作品全体の中で、
いいアクセントになっていましたね。


三浦理恵子(大塚百恵役)

いつまでもキュートで、
アイドル的な華やかさが滲み出ている三浦さん。

芸達者なキバコの会の中では、
以前は浮いていましたが、
今では演技力もしっかりと身に付けて
存在感を発揮し始めた感じ。

これからも、
まのちゃんとのキューティーコンビで、
キバコを華麗に盛り上げてほしいですね。



高垣彩陽(託ち屋役)

キバコの会は初参加ながら、
物語のキーを担った重要な役どころ。

声優&歌手でアイドル的な人気を誇る高垣さんですが、
ミステリアスな部分とコミカルは部分を器用に演じ分けていて、
しかもモノマネが超上手くて絶品でした。


実は恐がりで、
素が見えた瞬間はめっちゃ愛らしくて、
今回の作品の一番の収穫でしたね。



●白石朋也(牛頭役)

何だか騒々しいだけの牛頭役で、
印象的だったのは奇抜なメイク&衣装だけ。

本来はめちゃめちゃ上手い役者さんなので、
今回の使われ方はもったいなかったですね。


キャストの方には申し訳ないですが、
白石さん演じた牛頭と、
牛頭とコンビで信川清純さんが演じた馬頭、
そして3人の女幽霊は無かった方が、
作品がすっきりしたのではないかと思いました。


ということで、
今回も大笑いしましたが、
出演者の人数が多過ぎて
まとまりきれずに作品に深みが出なかった感じ。

また、
本作初の1日2回公演で、
やや疲れが見えた部分もあったのですが、
次はペース配分を考えて、
いつものパワー溢れるキバコを見せてほしいですね・・・。