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【真野恵里菜】舞台「 僕だってヒーローになりたかった」レポ2017.7.22マチネ

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まのちゃんは十八番のしっかり者の役柄を
凛々しくも情感を込めて演じていましたねえ。


7/22に俳優座劇場で上演された
舞台『僕だってヒーロになりたかった』の
マチネ公演に参戦しました。

実は当初は参戦を迷っていて、
FC先行はスルーしたものの、
やっぱりまのちゃんの舞台は観なくちゃと
急遽ローソン先行で2列目をゲットしての参戦。

同じ時期に舞台『ベター・ハーフ』の再演があり、
(2015年の初演時にはまのちゃん出演)
そちらからもオファーを受けていながらも、
新しい作品を選択したまのちゃんのチャレンジ精神は、
演技の幅を広げることに結実して正解でしたね。


なお、今回の舞台のまのちゃんの役は、
田中圭さん演じる小中正義の妻役。

最初は毛嫌いしていたけど、
サリバン先生のように指導してほしいと言われて心が動き、
ビシバシと指導するしっかり者の一面を見せながらも、
いつしか小中正義に惹かれて結婚し、
ヒーローになりたかったのに悪役となった彼を
信じて愛し続ける役を情感タップリに演じていましたね。


まのちゃんと言えば、
しっかり者を演じることが多くて、
今回もまさに十八番のハマリ役でしたが、
今回は揺れ動く心の機微も繊細に表現していました。

基本的に受けの演技で、
ナレーションのような説明調のセリフも多かったのですが、
感情の激しさを時には泣き叫ぶシーンで熱演し、
情愛の深さを凛々しく演じ切っていましたね。


また本作品は、
田中圭さん、まのちゃん、松下優也さん、手塚とおるさんの
4人が中心でしたが、
田中圭さんは『東京タラレバ娘』、
松下優也さんは『べっぴんさん』、
手塚とおるさんは『小さな巨人』と、
それぞれ最近のテレビドラマの印象が強く、
舞台ではどんな風に変わるのか楽しみでしたが、
それぞれ熱演でした。

ただ、
田中圭さんは日本史上最悪の悪役を演じながらも、
善良な印象が強くて悪の匂いが希薄で、
逆にヒーローに祭り上げられる予定だった松下優也さんは、
エキセントリックな印象で最初から悪魔に見えたりと、
キャスティングの妙を生かしきれていなかったかも。

むしろ、
一筋縄ではいかない印象の強い手塚とおるさんが、
田中圭さんのアドリブで何度も吹き出しそうになっていて、
でもそこに手塚とおるさん自身の人間味が感じられて、
作品の役柄とは別の意味で好印象でしたね。


といこうことで、
まのちゃんにとっては新たな挑戦となる舞台でしたが、
情愛の深さを演じ切って演技の幅を広げ、
ステップアップに繋がったと思いました。

舞台はまだ兵庫公演を残していますが、
まのちゃんには今後も舞台に出演してほしいし、
さらにステップアップするために、
振り幅を広げてチャレンジしてほしいですね・・・。