やっぱりハロプロ!!!     &アクセス備忘録

大好きなハロプロについて気軽に語っていきま~す!!!

【真野恵里菜】キバコの会 第二回公演 『フォトジェニック』レポ2010.4.16夜

イメージ 1
 
めっちゃ面白くて大笑いして、
最高に楽しい舞台で1週間のストレスが吹っ飛んじゃいましたねえ。


昨日(4/16)、
下北沢のザ・スズナリで上演された舞台
キバコの会 第二回公演 『フォトジェニック』」の夜公演(ソワレ)に参戦しました。

ゲスト出演するまのえり目当てで観に行ったのですが、
堤幸彦さんのスピーディーでメリハリのある演出と、
半海一晃さん、野添義弘さん、多田木亮佑さんの芸達者な演技に
お腹がよじれるほど大笑いして、
すっかり「キバコの会」の大ファンになってしまいましたね。


また今回は、
XB2列(実質2列目)のど真ん中(中央通路側)で観たのですが、
ステージまで1mもない近距離で(ステージの高さも50cmないのでは)、
パワフルかつ軽妙な演技に圧倒されてしまいました。

普通舞台は、
客席の真ん中あたりで見るのがベストと言われていますが、
ザ・スズナリは横幅も奥行きも狭い小劇場で、
最前列でも十分全体を見渡せるので、
今回は前で観るほどベストポジションなのでしょうね。
(最前列はベンチが低過ぎて、体育座り状態で辛いかも知れませんが)


なお、まのえりは、
推理小説好きで抜群の頭脳を持っている女子高生なのですが、
おバカタレントとして売り出し中で、
そのギャップと大学進学をあきらめきれないハテナちゃん役。

おバカタレントに徹している時はアイドル全開で、
それ以外の時は常に怒ってるような激情型の芝居を演じ分けるのですが、
怒っているときの表情もめっちゃキュートでしたね。

まだまだ硬さはあるし、
アドリブができるほどの余裕はありませんでしたが、
ストレートに演じきる硬さが逆にフレッシュで、
舞台の中のヒロイン的役割を十分に果たしていたのではないでしょうか。
また劇中で、
横溝正史、西村京太郎、赤川次郎宮部みゆき東野圭吾などなど、
まのえりは推理作家小説家の名前を早口で言い切るシーンがあるのですが、
2回目の時に途中で詰まってしまい、
怒った表情が照れ笑いの笑顔になって、
まのえりの素顔が垣間見えました。

さらには言い切った後に、
客席に向って勢い良くお辞儀するのですが、
この時も2回目は顔を上げた瞬間に、
ネックレスの飾りが鼻に当たって、またまた素の笑顔が飛び出しましたね。

舞台は生もので、
こういうアクシデントはつきものですが、
公演を積み重ねていくことで、
こういう時にアドリブを挟み込むこともできるようになっていってほしいですね。


なお、
まのえりのマネージャー役は半海一晃さん。

反抗的なまのえりに手を焼きながらも、
軽妙でスピード感のある演技で、
舞台全体を引っ張っていました。

また、
客席を煽るのも得意で、
前3列目まではいつも同じ顔ぶれだろ!とか、
タレントを売り出して、
C.C.レモンホール横浜BLITZで握手会をやってやる!とか、
まのえりファンの気持ちを鷲掴みにしていましたね。

客席は大受けで、自分も何度も大笑いしちゃいました。


さらには、
12歳も年齢のサバを読むグラビアアイドルに疑問を感じている
訛り丸出しの三浦理恵子さんと、
それをなだめすかすマネジャー役の野添義弘さんのコンビも、
野添さんのコミカルかつ人間味溢れる演技が出色で、
こちらも見どころ満載でした。

三浦さんは、
「ここ」と言われるたびに
かつて在籍していたCoCoを連想して落ち込んでしまったり、
野添さんは頭が薄いことを何度もネタにされたりと、
コメディー的な役割が多かったですね。


一方、
44歳の年齢を隠さない熟女モデル役の街田しおんさんと
社長兼マネージャー役の多田木亮佑さんのコンビも面白かったです。

特に、多田木亮佑さんは、
かつては同じ大手事務所に所属していた
半海一晃さんと野添義弘さんの上司で、
野添さんとタレントができちゃったことで、
ふたりを辞めさせた過去があったのですが、
今では自分も独立して借金に追われ、
唯一のタレントである街田しおんさんとできてしまったりと、
人間のペーソスを感じさせる役どころでしたね。

ただ、
そこで深みを感じさせるのではなく、
今でもかつての部下を怒鳴り散らしたり、
グラビア編集長にはおべっかを使ったりと、
薄っぺらな役柄で笑わしてくれたのは、いかにも堤流でした。


なおストーリー的には、
たったひとりしか採用されないグラビア撮影で、
かつて同じ事務所にいた3人のマネージャーがしのぎを削ったり、
そのグラビア撮影の編集長が血だらけになって倒れていて、
まのえりが犯人探しで名(迷?)探偵ぶりを発揮したりと、
スピーディーな展開であっという間の約1時間50分でしたが、
見どころがあり過ぎて、書ききれない感じですね。

明日(4/18)のマチネ公演に、
もう一度参戦するので、
その時にもう一度じっくりと堪能してきたいと思っています。


う~ん、
今回の舞台で「キバコの会」の大ファンになってしまいました。

次の第3回公演は、
ハロー!のメンバーが出演しなくても、また劇場に足を運びたいですね・・・。