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【高橋愛・新垣里沙・鈴木愛理】ヒットメーカー阿久悠物語レビュー

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あいりーんはダントツに輝いていたけど、愛ちゃんとガキさんはちょっと微妙でしたねえ。

昨日(8/1)、

日本テレビ系列で放送されたドラマ『ヒットメーカー阿久悠物語』を見ました


2時間以上のテレビドラマを、リアルタイムで最後まで見たのは数年ぶり。

ドラマとしては、

ハロー!のメンバーが出演して楽しめる部分もありましたが

阿久悠さんの個人の足跡を追う人間ドラマと

スター誕生の番組を中心に据えた群像ドラマが

どちらも中途半端で消化不良な感じでした

おそらく、

タイトル通り、阿久悠さんの業績を丁寧に追いながらも、

駆け足で上辺だけをなぞるような展開だったので(権利上の問題ですかね?)

ドラマ的な深みが足りず、

その分をスタ誕の誕生秘話とそれに携わった人達の群像劇に求めた結果、

どっちつかずの内容になってしまったのではないでしょうか。

正直なところ、

ドラマ的な面白さはスタ誕の黎明期部分

華やかさはハロー!が演じた桜田淳子さんとピンク・レディーの部分

そして山口百恵さんとの確執による影の部分に面白さが集約されていたので

ここに焦点を絞って演出していたら、作品の質もグンと上がっていたかも。

でもまあ、

日本テレビで持っていた秘蔵映像もまんべんなく使わなければいけなかったでしょうし、

阿久悠さんと関わった歌手の方も出来るだけ登場させなければならなかったでしょうから、

制約が多くて作者不在のような作品になってしまったのも仕方なかったかも知れません


そんな中、

あいりーんはとにかく眩しいばかりに輝いていて、スターのオーラが出ていましたね。

特に歌の部分では、

桜田淳子さんが乗り移ったような存在感で引き込まれてしまいましたし

歌唱力はオリジナルよりも断然上で

あいりーんの歌手としての魅力が存分に楽しめる仕上がりになっていました

また、

芝居の部分は、

普段のあいりーんそのものでしたが

逆に初々しい魅力に溢れていて、変に桜田淳子さんに似せなくて正解でしたね


一方、

愛ちゃんとガキさんが演じたピンク・レディーはちょっと微妙でした

当時のふたりに似せようと、

黒髪でドンくさいイメージで登場しましたが

娘。で見せる華やかな魅力が半減してしまった感じ

ペッパー警部♪は、

歌もダンスも無難にこなしていましたが、

娘。の時のキレ味とパワーが失われてしまっていました。

オリジナルに忠実という意図は分かるのですが、

むしろピンク・レディーに挑戦するつもりで

いつもの髪型と歌とダンスで勝負したほうが

愛ちゃんとガキさんの本来の魅力を引き出せたのではないでしょうか

(ドラマ的にはNGでしょうけどね)


う~ん、

ドラマとしては中途半端な仕上がりで、

なっちとあさみん姉妹が出演した「ザ・ヒットパレード」には遠く及ばなかった感じ。

でも、

愛ちゃん、ガキさん、あいりーんは自分の歌声で歌わせてもらったし

セリフもしっかりとあって、ハロー!のメンバーはかなりの好待遇で楽しめました

今回のドラマ出演をきっかけに、

魅力を全開させたあいりーんが

多くの人に知ってもらえるような展開になれば最高なんですけどね・・・。