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PRINCESS PRINCESS 回顧録【解散10周年スペシャル企画】

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女の子のパワーを爆発させて、
時代を駆け抜けた伝説のガールズバンドPRINCESS PRINCESS(プリンセス・プリンセス)

元気で楽しいそのステージからは、
苦しかった下積み時代は微塵も感じられませんでしたが、
夢をあきらめず、努力で這い上がった実力派バンドでした。

また、
5人全員が作詞作曲を手掛ける作家集団の一面もあり、
アルバムの完成度の高さはずば抜けていました。

そんなプリンセス・プリンセスのマイベストは、
●ベストソング:SHE
●ベストアルバム:LET'S GET CRAZY
●ベストライブ:1995.7.16 日比谷野外大音楽堂
●ライブ参戦回数:26回
ベストソングについては、
代表曲「19 GROWING UP」や「One」、「へっちゃら」も好きなのですが、
中山加奈子の実体験を切ないメロディーで綴った「SHE」への思いが強く、
迷わず選出しました。

またベストアルバムは、
完成度の最も高い「プリンセス・プリンセス」や、
最後になって渡辺敦子の才能が開花した「The Last Princess」も良いのですが、
積み上げてきた実力が開花し、突き抜けるパワーが心地よい3rdアルバムが、
ブレイク寸前の勢いが感じられて一番気に入っています。

なおベストライブは、
すでに解散を決意していて、開放感で満たされていた野音のライブを選びました。
いい意味で迷いがなく、
ライブバンドとしての魅力が最高に発揮された瞬間を何度も感じました。

同じツアーの1995.6.19渋谷公会堂でも、
何度も同じ瞬間が感じられたことから、
バンドとしての頂点は、この時期だったのかも知れません。
それが解散を決意した後だったのは、何とも皮肉ですが...。

とにかくプリンセス・プリンセスのライブは最高でした。
ファンだった今野登茂子を目で追い、
奥井香のグダグダトークに笑い、
そして汗をかいてこぶしを振り上げて、
ジャンプジャンプで大いに盛り上がりました。

--- 閑話休題 ---

私の大好きだったプリンセス・プリンセスは、
全員が優れたミュージシャンであり、優れた音楽作家でした。

しかし、
アルバム「Majestic」で、バンドの方向性に迷いが生じた時、
プリンセス・プリンセスで生み出した音楽性(ブランド)を守るため
彼女たちは解散を選択しました。

個人的には、
いつまでも続けて欲しいと思いつつ、
音楽性(ブランド)を変えてまで続けることに、
自分自身も反対であることは、薄々気付いていたのかも知れません。

1996.5.31 日本武道館

彼女たちが作り上げたプリンセス・プリンセスは、彼女たちの手で封印されました。
史上最強のガールズバンドとして、永遠にファンの胸の中で生き続けると信じて...。


(注)今回の記事は、当方がアナザーブログとして運用している「タイムマシンにお願い×2」に、
   2005年9月4日に音楽回顧録として掲載した記事を、ほとんどそのまま転載しています。