シャラポワとヒンギスの夢の対戦に思うこと

シャラポワとヒンギスが、共に準々決勝を突破し、
ベスト４に進出しました。
いよいよ明日(2/4)は、
シャラポワとヒンギスの夢の対戦が実現します。

とにかく楽しみですねえ。
パワーとテクニックがぶつかり合う
ガチンコ勝負を期待しています。

ただ、日本で開催されているのに、
日本選手はすでに全員敗退してしまっているのはちょっと残念。
杉山愛選手に続くヒロインが、早く誕生してほしいですね。

なお、日本の女子テニス選手で最も印象に残っているのは、やはり伊達選手。
ウィンブルドンでのグラフ選手との準決勝（でしたよね）は、
今でも鮮烈に記憶しています。

あの時の伊達選手は、ライジングショットが絶好調で、
途中で対戦したヒンギス選手など、強豪選手を次々と撃破していました。
（当時の世界ランキングは、伊達選手のほうが上でしたが・・・）

そして迎えた世界ランキング１位のグラフ選手との対戦。
ライジングショットが冴えまくり、
神がかり的なプレーが連続して飛び出した伊達選手が、完全に試合の主導権を握っていました。
しかし、
度重なる雨の中断で試合開始が大幅に遅れていたため、
途中で太陽が沈んでしまい、試合途中で中断し、続きは翌日に延長に・・・。

この延長が、勝負の明暗を分けてしまいました。
グラフ選手が女王のプレーを取り戻し、
伊達選手は調子を上げる前に、撃沈されてしまいました。
あの時、
試合が続行されていれば、あるいは照明設備があれば、
きっと伊達選手がウィンブルドンを制覇できたと今でも思っています。

あの熱い戦いを超える試合を、
日本人選手がいつか実現してくれると信じているのですが・・・。