【松浦亜弥】まっつーの主演ミュージカル「本気でオンリーユー」観劇レポ2008.9.20マチネ

出演者急病のアクシデントはあったけど、まっつーの歌と演技は堪能できましたねえ。

昨日(9/20)、
PARCO劇場で上演された
まっつーの主演ミュージカル『本気でオンリーユー』の
マチネ（昼公演）を観劇しました。

実は、まっつーの舞台を観るのは今回が初めて。

コンサートとは違ったどんなパフォーマンスを見せてくれるのか
楽しみにしていたのですが、
メインキャストのひとりの林剛史さんの急病による途中中断のアクシデントにも、
動揺することなく最後まで堂々と演じきっていて、
いつもの強いまっつーを再確認することになりました。

まあ、
アクシデントによって多少演出が変わったようで、
ラストがやや駆け足的な印象で感動も薄れてしまいましたが、
ソワレ（夜公演）は林さんが無事復帰できたようなので、
逆に考えれば、１回限りの特別バージョンを観れたので、
貴重な体験になりましたね。

なお、
まっつーは１曲ごとに表情も歌い方も変えていて、
気持ちが入っていて、何度も鳥肌がたちました。

技巧的には、
マルシアさんや尾藤桃子さんにはまだ追いついていない感じでしたが、
１曲１曲に魂が込められていて、
そういうところを竹内まりやさんや山下達郎さんも絶賛してくれたのではないでしょうか。

また、
演技は葉山知可子を演じているというよりも、
いつものまっつーそのままという感じでしたが、
それが今回はピッタリとはまっていましたね。

感情の起伏を上手く表現してましたし、
何度か飛び出す秋田弁（秋田出身の酒好きの設定でした）も可愛かったです。

なおさすがと思ったのは、
アクシデントで、
急遽休憩が入った直後の歌と演技。

現在の彼が誤解から去っていってしまうところで切られてしまい、
再開後は傷心を抱えて歌うシーンから始まったのですが、
情感をタップリ込めて歌い切り、一気に物語に引き込まれていきました。

逆境に動じず、
それをパワーに変えていて、
まっつーの芯の強さにあらためて感心しましたね。

う～ん、
今回の舞台は１回限りの観劇予定なのですが、
葉山知可子役はまっつーのハマリ役で、
アクシデントの無いオリジナルバージョンを見たくなってしまいました。

おそらく、
ＤＶＤ化されるのでそれを待つ手もありますが、
生の舞台の迫力と感動は桁違いなので、
急遽、もう１回観に行ってしまうかも知れませんね・・・。