やっぱりハロプロ!!!     &アクセス備忘録

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TVドラマのマイベストテン

TVドラマ(日本)のマイベストテンは、

王様のレストラン


踊る大捜査線


③意外とシングルガール


東京ラブストーリー


沙粧妙子 最後の事件


⑥青い鳥


⑦トリック2


おいしい関係


まだ恋は始まらない


ラストクリスマス



王様のレストランは、

ストーリーの面白さと

松本幸四郎山口智子、西村雅彦、鈴木京香といった芸達者な役者の絡みが最高だった。

三谷幸喜脚本の最高傑作であり、

シチュエーションドラマの頂点を極めた


と確信している。


踊る大走査線は、

青島刑事、和久刑事を始めとする魅力的なキャラクター、

リンク貼りまくりのこだわり度、

そして刑事物の枠からはみ出したストーリー展開と魅力満載だった。

スペシャルドラマ、映画、スピンオフ映画と、

いまだに踊るの人気は衰えを知らず、

キャラクターものの最強ドラマ


と言っても過言ではない。


意外とシングルガールは、

何といっても主演の今井美樹の輝きが

ドラマ全体を支えていた。

またトレンディードラマの走りと言われてるけど、

洗練されたキャラクターとテンポの良いストーリー展開に、

TV界が新鮮さを感じてネーミングしただけ。

ドラマの本質は、

主人公を演じる今井美樹が、恋に仕事に悩み、傷つき、葛藤する姿を

コメディの要素を加えながら、ストレートに描いており、

素直に共感できるドラマ


に仕上がっていた。


東京ラブストーリーは、

オシャレで軽快なストーリー展開と、

小田和正の主題歌が印象が強くて、

洗練された月9ドラマの代表作のように見られてるけど、

実際は暗くてドロドロした恋愛劇であり、

これを救っているのが、

鈴木保奈美織田裕二の軽妙なやり取り。

特に、固定電話を想定した2人の掛け合いは絶妙で、

携帯電話が普及した現在では奇異に見えるかも知れないけど、

ここの部分が最も楽しくて、

幸福感一杯でワクワクして見ていた。



沙粧妙子 最後の事件は、

浅野温子のオーバー気味の演技が奇跡的にハマった稀有のドラマ


であり、

サイコスリラーとして抜群の出来映えだった。

また、柳葉敏郎を役者として見直したドラマであり、

飯島直子も女優としての資質を十分感じさせてくれた。


青い鳥は、

濃密な映像が素晴らしく、映画を超えるレベルだった。


また脚本も良く練られており、

ドラマの密度は映像に負けてなかったし、

豊川悦司夏川結衣鈴木杏の演技陣も頑張ったけど、

特筆したいのは、永作博美の演技力

正直なところ、アイドルグループ「リボン」出身の彼女が、

あんなに演技力があったとは思ってなかったし、

女優としての輝きは、他の出演者を完全に喰っていた。

なお、完成度の高さでいったらベストスリーに十分入るけど、

最終回スペシャルとして放送したものが、

単なる総集編に毛の生えたレベルで

いまだに許すことが出来ず、

第6位に位置付けている。


トリック2は、

シュールな笑いと、

絶妙は効果音が最高で、

ブラックコメディの最高峰


だと思っている。

ただ、深夜枠だからこそ出来た面白さなのも事実で、

ゴールデン枠で放送したトリック(3?)は、

毒が抜かれた状態で最悪だった。


おいしい関係は、

ちょっとドジだけど、気が強くて頑張り屋が主人公という、

まさに中山美穂のもっとも得意とするキャラクターであり、

中山美穂主演ドラマの最高傑作


だったと思う。

また、特にドラマ前半は丁寧に作られており、

新しいドラマを作るという意欲に溢れていてが、

後半に脚本家が交替し、

ありきたりのドラマになってしまったのは惜しかった。


まだ恋は始まらないは、

小泉今日子常盤貴子、坂井真紀の

主演クラス3人の共演が話題になり、

ドラマが3本出来るという贅沢さが売りだった。

また男優陣も、

中井貴一竹野内豊草薙剛と豪華であり、

豪華絢爛なキャストで、面白いドラマが成立した稀有な例


として、記憶に残っている。

原案は、トム・ハンクスメグ・ライアンが共演した米映画の焼き直しであり、

主演の2人(小泉今日子中井貴一)がいつ出会うのかを核にしたところは同じだけど、

出演者の魅力が、

組合せの面白さでコメディ調に発揮されているところが優れており、

ソフィスティックコメディとして完成している。


ラストクリスマスは、

ラストシーンとおぼしきものを

ドラマの冒頭に持ってくるという構成が素晴らしい。

視聴者側としては、

当然、結末からストーリーを逆読みするわけで、

ドラマの見方を変えた意欲作


として評価している。

なおラストはどうなるのか、

なあんだとがっかりするのか、

気持ち良く裏切られて幸せな気持ちになるのか、

ぜひ自分の眼で確かめて欲しい。


それにしても、

5位と6位を除けば、

コメディ調のドラマがずらりと並んでおり、

自分の趣味もあるけど、

TVドラマは気楽に見れるコメディが多いということかな。


また、2位、4位、10位と、

織田裕二の主演作が3本も入っているのも面白い。

軽さと真剣さを同じレベルで演じることができる彼の演技力は評価してるし、

自分と波長が合うのかも。