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【真野恵里菜】キバコの会 第三回公演「ギターを待ちながら」レポ2012.2.18マチネ

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Sっぷりも泣きっぷりも堂々としていて、
まのえりは女優としてさらに進化した姿を
見せてくれましたねえ。


昨日(2/18)、
赤阪RED/THEATERで上演された舞台
キバコの会 第三回公演『ギターを待ちながら』」の
マチネ(昼公演)に参戦しました。

キバコの会には、
一昨年春のキバコの会 第二回公演も参戦したのですが、
ドタバタ喜劇で大いに笑わせてくれながら、
心に染みる感動的な場面もあって大のお気に入りでした。


なので、
今回も大いに楽しみにしていたのですが、
予想を遥かに上回る出来栄えで、
笑って泣いて、そして最後は温かい気持ちになって最高でしたね。

ロックバンドの再結成というストーリーが縦軸で、
ドタバタ喜劇でお腹を抱えて大笑いしながらも、
親子、兄弟、そして仲間という横軸が重なり合い、
後半は涙が抑えきれないシーンも多々あって、
特にまのえりが涙を流す場面では貰い泣きしてしまいました。


また、
出演者自らが歌って演奏するシーンも随所に盛り込まれていて、
ライブ的な楽しさも満載でしたね。

ラストは清々しくも温かい気持ちになったのは、
ライブ的な締めくくりが大きかったのかも知れません。

それでは、
出演者別にレポしてみたいと思います。

真野恵里菜

今回の観劇の一番の目的は、
女優・真野恵里菜の演技を思う存分堪能するため。

お父さん役を演じる野添義弘さんを犬にして、
「お手!」、「お座り!」と命令したり、
殴ったり、蹴ったりと
まさに女王様級のSっぷりを発揮してくれました。


アイドルに憧れる純粋さを持ちながらも、
いきなりダンボール箱を蹴りあがる乱暴さもあって、
精神的に不安定ながらも懸命に生きている女性を
堂々と演じ切っていましたね。

決して体当たりの激情型ではなく、
喜怒哀楽をメリハリを付けて表現していて、
第二回公演の時とは、
比べものにならないほど演技力が進化していました。


さらには、
親子の別れのシーンでは、
本気で涙を流すまのえりに貰い泣きをしてしまったり、
ライブシーンでは、
誰よりも安定した歌唱力でみんなを引っ張っりながら、
ラップを披露するサービスもあって、
主役じゃないかと思うほど見どころ満載でしたね。

親子という横軸を十二分に担っていて、
ステージ上の輝きはまさに主役級でした。


半海一晃

キバコの会では常に中心に位置している半海さんですが、
軽妙ながらも核の部分はしっかりと抑えていて、
今回も作品の中心的な役どころでしたね。

半海さん演じる鈴木ノブアキの
バンドを再結成したいという思いが全編に貫かれていて、
最初は乗り気じゃない素振りを見せながらも
熱い思いを表現した演技力は見事でした。

また、
ロングヘアーの髪を振り乱しての、
全身全霊の歌いっぷりも迫力満点でしたね。


●野添義弘

借金取りに追われていて、
犬の恰好をして娘役のまのえりに飼われているという
はちゃめちゃな役を演じた野添さん。

でも、
まのえりに殴られて蹴られながらも、
人生のペーソスを感じさせる味わい深い演技は
さすがでしたし、
ジェスチャーゲームのコメディアンぶりには
お腹が痛くなるほど大笑いしちゃいました。

また、
パワフルなドラムも見せ場タップリで、
獅子奮迅の大活躍でしたね。


●多田木亮佑

見た目の強気な横柄さと、
人情味溢れる心の弱さを
面白可笑しく演じていた多田木さん。

キバコの会
ちょっと危険過ぎるスパイスを
今回も効かせてくれましたね。

また、
ベース担当も多田木さんにピッタリで、
名バイプレーヤー役で聴かせてくれました。


●白石朋也

威勢のいい魚屋さんと
軽薄でドスの効いたチンピラを演じ分けた白石さん。

特に、
迫力タップリだけど落ち着きのないチンピラ役は絶品で、
出てくるだけで可笑しくて仕方なかったです。

その見事な芸達者ぶりに、
白石さんの別の舞台も観たくなってしまいましたね。


三浦理恵子

作品の中では、
青さを持った配役も必要だと思うのですが、
男性がKENCHIさんなら、
女性版は三浦さんでしょうね。

最年少のまのえり
演技力を発揮して青さが消えた分、
やや不器用で空回り気味な三浦さんの演技が
いいアクセントになってました。

また、
10数年ぶりに歌声も披露してくれましたが、
coco時代のアイドル的な歌い方は健在で、
懐かしくも嬉しかったですね。


街田しおん

今回も、
オトナの女性の色香を十二分に感じせてくれた
街田さん。

前回のような水着姿にならなくても、
セクシーな魅力を存分に発揮していて、
多田木さんとのコンビは今回も息が合ってましたね。

男女のダークな色恋を演じることで、
絵空自になりそうな題材に
リアリティーを加えていました。


●KENCHI(EXILE)

キバコの会の中では
唯一の初参加で、
フレッシュな魅力を発揮していたKENCHIさん。

また、
真っ直ぐな青年役ながら、
終盤には笑いの一翼も担っていて、
これぞ堤マジックですね。

なお、
最後のライブで魅せたダンスは
さすがEXILE
スピーディーで切れ味抜群でした。


●武内亨

物語のキーを握っていながら、
今回もほとんど絡むことが出来なかった
武内さん。

でも、
ステージの下手に陣取って、
出ずっぱりでギターを弾いていて、
このスタイルもキバコの会には
なくてはならない存在ですね。

また、
ライブではパワフルなギターで
全体を引き締めていて、
音楽面では大車輪の活躍でした。


ということで、
大いに笑って、泣いて、そしてスカッとして
観終わった後の爽快感と満足感は格別でしたね。

今年は、
キバコの会を2回行うとのことなので、
第四回の上演が今からめっちゃ楽しみです・・・。