なっちのミニアルバム「25~ヴァンサンク~」はフラゲ日に購入していたのですが、
1曲目を聴いた瞬間から、現時点でのなっちの最高傑作になると確信し、
これはしっかり聴き込んでからレビューを書きたいと思っていたら、今になってしまいました。
1曲目を聴いた瞬間から、現時点でのなっちの最高傑作になると確信し、
これはしっかり聴き込んでからレビューを書きたいと思っていたら、今になってしまいました。
まず最後まで聴いた時点で感じたのが、全体の統一感。
シングル2曲は製作時期が異なり、しかもプロデューサーも違うのですが、
アルバムのトーンとピッタリ合っていて、同じ世界観で統一されていました。
アルバムのトーンとピッタリ合っていて、同じ世界観で統一されていました。
実は昨春に発売されたなっちの2ndアルバムと、
その後にリリースされた「スイートホリック」を聴いたとき、
アーティストとして、今後進むべき方向性が見えてきたと書いたのですが、
「スイートホリック」の時に、プロデューサーがつんくPから泰誠さんに変わってたんですよね。
その後にリリースされた「スイートホリック」を聴いたとき、
アーティストとして、今後進むべき方向性が見えてきたと書いたのですが、
「スイートホリック」の時に、プロデューサーがつんくPから泰誠さんに変わってたんですよね。
そして今回のミニアルバムで加藤勇人さんにさらに変わったのですが、
全く違和感無く、2ndアルバム~シングル2曲~ミニアルバムと
自然な流れに感じられました。
全く違和感無く、2ndアルバム~シングル2曲~ミニアルバムと
自然な流れに感じられました。
それでは、曲順に沿ってレビューしてみたいと思います。
1.愛しき人愛しき人よ♪というサビの部分の歌い方が印象的で、
今までのなっちなら、語尾を上げてかわいらしく歌ったかも知れませんが、
素直に伸ばして思いを込めることで、
25歳の女性の等身大の姿をナチュラルに映し出してますね。
2.スイートホリック今回のミニアルバムは、
全て女性が作詞した作品と書かれているレビュー記事を見ましたが、
シングル2曲の作詞(甘すぎた果実は他の方と共作)と作曲を担当したBULGEさんは、
男女の2人組の方なので、正確にはシングルの作詞には男性陣が含まれています。
そのためか、
シングル2曲には男性が抱いている女性像が含まれてると思ってます。
シングル2曲には男性が抱いている女性像が含まれてると思ってます。
本作では男性が思い描くような女性のかわいらしい部分が強調されているのですが、
なっちは甘酸っぱい歌声で、かわいくて、そしてちょっと切なく歌ってますね。
なっちは甘酸っぱい歌声で、かわいくて、そしてちょっと切なく歌ってますね。
3.大人へのエレベータータイトルから切ないバラード系の曲かと思っていたのですが、
予想に反して、ミディアムテンポのGROWING UP的な曲でしたね。
なっちはちょっと鼻にかかった歌声で軽やかに歌っていて、
個人的にはアルバムの中で一番のお気に入りの曲になりました。
個人的にはアルバムの中で一番のお気に入りの曲になりました。
こういう女性の心情を素直に綴った曲は、つんくPには書けないでしょうね。
4.25~ヴァンサンク~先行配信されたタイトルチューン曲で、
アルバムの真ん中に位置していて、まさに核となるような作品だと思います。
先行配信時のレビュー記事にも書きましたが、
思いを込めた歌声は、こんなにも人の心を揺り動かすんですね。
思いを込めた歌声は、こんなにも人の心を揺り動かすんですね。
周りの人は突然の涙に、変な人だと思ったでしょうね(笑 。
5.くちびるで止めてこちらもバラードだと思っていたのですが、
ラテン系のリズミカルな曲でしたね。
なっちは跳ねるようなリズムを大切にしながら、
甘い歌声で情熱的に歌いこなしてました。
甘い歌声で情熱的に歌いこなしてました。
特に、
くちびるで止めて♪というサビの部分は、
高音部分の音程をわざと外したような節回しで、
印象的なフレーズになってました。
くちびるで止めて♪というサビの部分は、
高音部分の音程をわざと外したような節回しで、
印象的なフレーズになってました。
1曲目の愛しき人といいい、この曲といい、
特徴のあるフレーズがそのままタイトルになっているので、
曲名がすんなり頭に入ってきますね。
特徴のあるフレーズがそのままタイトルになっているので、
曲名がすんなり頭に入ってきますね。
6.月色の光バラードの王道のような曲で、
なっちは語りかけるように歌い始め、
ファルセットを駆使しながら、力強く歌いきりましたね。
何だかステージで歌っている姿が目に見えるようで、
春コンへの期待を抱かせてくれるような仕上がりでした。
春コンへの期待を抱かせてくれるような仕上がりでした。
7.甘すぎた果実最後は情熱的に締めくくるという感じですね。
作詞に男性陣が含まれているせいか、
ちょっと背伸びした大人の色香を引き出そうという意図が見えますが、
体当たりで応えようとするなっちのひたむきさが、ひしひしと伝わってきました。
ちょっと背伸びした大人の色香を引き出そうという意図が見えますが、
体当たりで応えようとするなっちのひたむきさが、ひしひしと伝わってきました。
ということで、
なっちブランドで彩られた、聴き応え十分のアルバムに仕上がっていると思います。
なっちブランドで彩られた、聴き応え十分のアルバムに仕上がっていると思います。
ハロー!の枠を超え、
アーティスト安倍なつみとして勝負できる傑作アルバムだと思います。
今までなっちを永遠の1推しとして、
ず~っと信じて応援してきた自分が誇りに思えるような、
そんな作品ですね。
ず~っと信じて応援してきた自分が誇りに思えるような、
そんな作品ですね。
これからも、なっちと共にゆっくりと歩んでいきたいと思っています・・・。