昨日(8/10)昼、
Happy Birthday♪の大合唱となっちコールで大変なことになり、
またなっちは、
なっちは涙ナミダで、「ヒエ~ン!」と泣きながらろうそくを吹き消していました。
「今日はフランツ王子なので泣いちゃいけないのに」とか、
カーテンコールはなっち一色で、閉幕後にはあちらこちらで、
後ろに並んだ出演者全員に「すいません、すいません」を連発したりして、
その度に場内は湧きに湧いてましたね。
「今日は最高だった」とか、「来て良かったね」というファンの声が聞かれました。
それでは、キャスト別にレポしたいと思います。安倍なつみ(フランツ王子)
なっちは歌も演技も安定していて、さすがでしたね。
なっちは、もともと低くてよく通る声だし、
オーラがあってホントに舞台映えして、一緒に並ぶとサファイアが霞んでしまうほどでした。
生で見るのは初めてでしたが、
フリル付きで先端が光る白い傘のようなものを持って歌っていて、なかなか格好良かったです。
ちなみに、PVの振り付けでは踊りませんでしたね。(かえって良かったと思ってます)愛ちゃんは頑張ってましたねえ。
主役の重圧を跳ね返し、持っている物を全て出すような熱演でした。
ただ、
途中で歌の音程を外したり、一瞬詰まってしまうところもあって、ちょっと残念でしたが、
ラストのクライマックスで苦しみながら歌う部分で全て吹っ飛びました。
まさに胸に迫る熱唱で、涙を抑えることが出来ませんでした。
このシーンだけでも、劇場に足を運ぶ価値は十分にある程の熱演でしたね。
吉澤ひとみ(大臣)
悪役という難しい役を、無難に務めてましたね。
ただ、ちょっとセリフが早口になりがちなのと、
歌や演技の感情表現がいまひとつで、もうちょっと丁寧さがほしかったです。
小川麻琴(家臣ナイロン)
コメディ部分とシリアス部分のメリハリがもう少しほしかったですね。
悪と正義の狭間で揺れ動くおいしい役なので、
いつものような思い切りの良さがあれば、もっと魅力がでるなずなので頑張ってほしいと思いました。
久住小春(大臣の息子)
ファンサイトの評判ほど、演技的に優れているとは思いませんでした。
小春ちゃんは、最年少なので、
次は歌も演技も磨いて、全く違うキャラで勝負してほしいですね。
藤本美貴(魔女ヘケート)
音が割れそうなほどの声量で、ミキティにマイクは要らないと思っちゃいました。
低くてよく通る声はなっちと同じで、
歌も迫力があって、十分主役を演じられる力量が備わってますね。
ただ今回は、役柄の性格付けがあいまいで、ちょっと損な役回りで残念でした。
歌い方は少し変化したものの、まだまだ発展途上な感じで、次に期待したいと思います。
美勇伝(牢番ほか)
牢番役は、出番が少ないもののおいしい役だったと思います。
特に梨華ちゃんは、
愛ちゃんと並んでもっともポテンシャルが上がったのではないかと感じました。
ふたりの存在感が、舞台に重みを加えていましたね。
出過ぎず、目立ち過ぎずといったバランス感覚が素晴らしく、
ハロー!のメンバーとの息もピッタリでした。
ということで、
各メンバーの頑張りで、見応え十分の作品になっていると思いました。
ただ、
メンバーによるバラツキはかなりあるので、
次は、
まだまだ良くなる要素はあり、千秋楽に向けて完成度を上げていってほしいところ。
明日(8/12)の昼公演に参戦する予定ですが、
なっちは4公演目でどこまでレベルアップしているか、とっても楽しみです。