まっつーの新曲は、素直に心に響く名曲でしたが、ちょっとインパクトが弱いかも知れません。
昨日(2/2)、
遅ればせながら、
まっつーの新曲「砂を噛むように・・・NAMIDA」を購入しました。
実は、最初の2軒は売り切れで、ゲットできたのは3軒目。
入荷枚数が少なかったのかも知れませんが、
お店の予測よりも売れているということなのでしょうね。
1.砂を噛むように・・・NAMIDA
日常のさりげない一場面を切り取る場合が多いのですが、
森村メラさんの詞は、主人公の心情を繊細にひとつひとつ積み重ねていく感じ。
なので、
情景よりも心像風景を思い浮かべながら歌う必要があるのですが、
まっつーは、
ファルセットを駆使したり、あるいは
語りかけるように歌うことで、
見事に表現していると思います。
ただ、
曲のアレンジはメリハリが少なくて、やや地味な感じ。
例えば、
アルバムの最後の曲だったり、シングルの
カップリング曲であれば、
隠れた名曲として人気が出るかも知れませんが、
シングル曲としては、インパクトが弱いと思いました。
2.ハピネス
まっつーが自ら選んだということですが、
高音域で押し切るいつもの歌い方で、「砂を噛むように~」とは対照的な感じ。
あえて
歌唱方法を変えることで、
両者の対比が明確になり、ひとつの作品として対をなす構成になっているのでしょう。
森村メラさんの詞も素晴らしく、
2つの作品がひとつになって、
松浦亜弥としての新しい世界観を構築していると思います。
そういう意味では、
カップリング曲まで聴かないと、
今回のシングルCDの良さが100%伝わらないかも知れませんね。