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【徳永千奈美・矢島舞美】舞台「シュガースポット」レポ2012.11.23(3回目)

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まいみぃが剛なら、ちーちゃんは柔で、
ちーちゃんの女性らしいおしとやかさが、
特に印象に残りましたねえ。


昨日(11/23)、
紀伊國屋ホールで上演された舞台
シュガースポット』の3回目に
参戦しました。

ちーちゃんも、
まいみぃも、
大人の麦茶も、
生の舞台を観るのは今回が初めて。
(DVD等では見てるけど)


なので、
新鮮な気持ちで参戦したのですが、
いきなりお葬式のシーンから始まって、
自分が想像していたストーリーとは
かけ離れた作品になっていてましたね。

また、
作品自体はややまとまりに欠けていて、
完成度としてはいまひとつだったかも。

でも、
主演のちーちゃんとまいみぃの
演技は魅力タップリで、
出演者のそれぞれの演技を楽しむ
作品なのかも知れませんね。


それでは、
主要キャストに絞って
レポしてみたいと思います。
(ネタバレを含んでいますので、
未見で今後参戦予定の方は、
参戦後に読んでください)

徳永千奈美(玉城 希)

ちーちゃんは、
おしとやかな女性”のぞみしゃん”を
しなやかに表現していましたね。

普段は、
元気印の大雑把なちーちゃんが
(ゴメン。言い過ぎかも)
全く違うキャラを演じ切っていて
正直ビックリしました。


でも、
脚本・演出の塩田泰造さんは、
本人が特に特別じゃないと思っている
とても特別な魅力 を抽出してみたかったと
語っていましたよね。

ちーちゃんには、
菩薩のように
おしとやかで神々しい
魅力があるのかも知れません。


なお、
ちーちゃん自身も、
アフタートークショーでは、
今回のキャラを
普段のキャラにしようかなぁとも
話していて、
かなり気に入っているのかも。

ちーちゃんの新たな魅力が発見された
そんなエポックメーキングな
作品になるかも知れませんね。


矢島舞美(山崎 青葉)

ちーちゃんが柔なら、
まいみぃは剛。

じーちゃんに対する
一途な思いを
パワフルに表現していましたね。


揺れる乙女心を
”のぞみしゃん”にぶつけてみたり、
刃物を振り回す大立ち回りを
鬼気迫る迫力で演じ切っていました。

アスリート系のまいみぃの本領発揮で、
まさに全力投球の熱演でしたね。


●宮原将護(大人の麦茶

今回の舞台は、
ちーちゃんとまいみぃの
ダブル主演だと思っていましたが、
実は主役は宮原さんでしたね。

設定では、
82歳で餅を喉に詰まらせて
死んだのですが、
現世で”のぞみしゃん”に
思い残したことがあり、
それが本作品の軸になっていました。


しかも、
幽霊姿の宮原さんは、
82歳のじーちゃんではなく、
最も輝いていた時の若い姿で、
まいみぃ演じる青葉が惚れてしまい、
ややこしい展開に。

常に物語の中心にいた宮原さんは、
本心の赴くままに行動するのですが、
いつしか悟りを開くように
現世への思いを断ち切るまでの
成長ストーリーになっていました。

宮原さんのクセのない
ストレートな演技が、
観終わった後に
爽やかな余韻を
感じさせてくれたのだと思いました。


●作品全体

塩田泰造さんの作品は、
生で初めて見ましたが、
予想以上に歌が多くて、
昭和の匂いをプンプンさせていました。

ハロー!も、
昭和を色濃く感じさせるプロジェクトなので、
そんな部分が両者の相性の良さに
繋がっているのかも知れませんね。


なお作品自体は、
稽古初日に脚本0(ゼロ)だったと
塩田さん自身が話していましたが、
苦労の跡が見えながらも、
ややまとまりに欠けた感じでした。

おそらく、
私生活でも大の親友の
ちーちゃんとまいみぃを
上手く結び付けようと苦心したあまり、
幽霊を中心に据えた
ありきたりのパターンに
陥ってしまったのだと思います。

むしろ、
ちーちゃんとまいみぃが
激しく対立させたほうが、
想像を超えるパワーが
作品に風を吹かせたかも知れませんね。


ということで、
ちーちゃんの新たな魅力と
まいみぃのパワフルな演技が
見どころの作品でした。

やや物足りなさは残りましたが、
分かりやすいストーリーだったので、
肩の力を抜いて素直に楽しめましたね・・・。
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