なっちの昭和歌謡シアター「ＦＡＲＡＷＡＹ」観劇レビュー

なっちが和太鼓を叩く姿は、目に力があって勇壮な感じでしたねえ。

昨日(9/27)、

北千住THEATRE1010で上演された昭和歌謡シアター「ＦＡＲＡＷＡＹ」の初日に参戦しました。

プログラムはこんな感じでした。

●１部　歌謡シアター
プロローグ
第一場　川嶋食堂
道
第ニ場　川嶋食堂　茶の間
屋台
第三場　川嶋食堂
公園
第四場　川嶋食堂　茶の間
公園
第五場　川嶋食堂　表
道
第六場　川嶋食堂
五天王太鼓

●抽選会（出演者全員のサインが書かれた色紙が１名のみ当選）

●２部　歌謡ステージ
ふたり♪　つつみかよこ
Night & Day♪　アヤカ
相愛太鼓♪　前田有紀
愛しき人♪　安倍なつみ

●前田有紀握手会（グッズ購入者全員に握手券が配られ、終演後ロビーで実施）

なっちは川嶋食堂の看板娘役で、出演時間は一番長かったのではないでしょうか。

前半は錆びれかけたお店でお兄さんと一緒に頑張りながらも、

恋人との甘～いシーンもあって、

舞台仕様のメリハリの効いた演技で表情も豊かなのですが、ちょっと作為が目立つ感じ。

むしろ、

１５年振りに突然帰ってきたお父さんに、

素直に心を開けなくて思い悩む後半部分に、

なっちの女優としての魅力が溢れていましたね。

なお今回はピンマイクを使わずに、

ほとんど生声で演じていたように見えたのですが（共通マイクで音は拾ってたかも）、

なっちは他の出演者よりも声が小さくて、やや聞き取りづらかったです。

元々声は小さいほうだとは思ってないので、

座長としての責任感と初日の緊張感で声が出なかったのかも知れませんが、

最終日の昼夜も参戦するので、その時までに改善してほしいですね。

ただ芝居に気持ちはしっかり入っていたし、

セリフは一度もかむことは無かったし、

たった１週間の稽古で披露したクライマックスの和太鼓は、

すごい目力で、気合が入っていてめちゃくちゃかっこ良かったです。

座長としての役目はきっちりと果たしていたのではないでしょうか。

ちなみに、

抽選会と歌謡ステージでは、なっちはかみかみでした。

こんなところは、いかにもなっちらしくて微笑ましかったです。

またなっちは、

芝居本編の歌謡シアターでは「Too far away ～女のこころ～」、

歌謡ステージでは「愛しき人」を披露しました。

Too far away～は気持ちが込められていたし、

愛しき人はしなやかに力強く歌っていて、

ステージ全体を締めくくるにふさわしい見事な仕上がりでしたね。

ということで、

１部と２部と合わせて２時間あまり、タップリとなっちを堪能することができました。

たった４日間で終わらせてしまうのは、本当に勿体ないですね・・・。